「グッドカラー2025 Blue(ブルー)のポスター大賞」は16歳の高校1年生Y.I.さんに決定!
グッドカラー2025「Blue(ブルー)」のイメージポスターを、今年は中高生(12~18歳)を対象にコンテスト形式で公募いたしました。
多数のご応募の中から2025年のポスター大賞は16歳の高校一年生 Y.I.さんに決定しました。
大賞作品はグッドカラーのポスターとして2025年のビジネスカラー検定協会で採用させていただきます。沢山のご応募をありがとうございました。
①作品名
key.
②受賞者の作品への思い
コミュニケーションが鍵となる、というメッセージを伝えるために心を込めて作りました。ブルーが入っている色(紫、緑など)や、重ね合う線や様々な模様を取り入れることで、多種多様な人々が存在する今、自分と似ている人、違っている人、全く関係のないと思っている人たちまで、全員が集まって鍵となるということを意味する作品にしました。
③審査員コメント
●徳永 美佳:一般社団法人ビジネスカラー検定協会会長
『Blue(ブルー)にはコミュニケーションという色彩心理があります。この作品はBlue(ブルー)が多様性の時代の中でKey(鍵)となり、人々の心を開いて関係性をつなげていくというメッセージで、これこそまさにBlue(ブルー)が伝えたかったメッセージでした。作品には様々な形のKey(鍵)が用意されています。一つのやり方で上手くいかなくても、別の方法で試してみよう!そんな2025年のコミュニケーションのあり方のアドバイスにも感じます。』
●綿谷 寛 氏(当協会顧問):イラストレーター
『色も美しいし、画面構成もよく考えられてます。なんだかグスタフ・クリムトを想像してしまいました!今後の活躍を期待しています!』
●髙橋 経一 氏(当協会顧問):元日本銀行情報サービス局長
『生物の多様性の重要性が再認識される中、タイムリーな題材だと思います。ブルーを中心とした色の多様性と交差が素晴らしいと感じました。ここに描かれた鍵は、人の心を開く鍵なのでしょうか?想像力がかき立てられる一枚です。』
●その他審査員コメント
『様々な鍵が多様性の時代を彷彿とさせ、世界の縮図のような面白さを感じる。ブルーの持つコミュニケーションの意味をよく捉えた素敵な作品だと思う。』
『ブルーの「包容力」「誠実」「コミュニケーション」の三つの想いを全て感じさせる作品。様々な形の鍵があちこちに点在している様子は、世の中の人がすれ違い、行き交う様を表しているようで自分の周りにふと目を向けるきっかけになる。』
『「key.」というテーマとそれに伴うメッセージがとても素晴らしい作品。 ブルー一色ではなくブルーが入っている紫や緑を散りばめ、バランスの良い色調と鍵の配置が絶妙です。 またその色と鍵の形を多種多様な人々に結びつけて表現しているところも素晴らしい観点だと思います。 作者がなぜ「鍵」をテーマにしようと思ったのか、そのきっかけなども聞いてみたくなりました。』
『様々な形の鍵と鍵穴があり、それらは一致しないと決して解錠されずコミュニケーションは取れない。それでも多種多様な形の鍵と鍵穴が認められる包容力も感じた。』
ビジネスカラー検定協会は、未来を担う若い方々の活動を応援いたします!
2025年はグッドカラーBlue(ブルー)で、地に足をつけて更なる飛躍の年にいたしましょう!
Iさんのポスターはグッドカラー2025Blue(ブルー)のイメージポスターとして活用させていただきます。Iさん、誠におめでとうございます!
特別賞として1名の方が選ばれました!
●Mさん(13歳 中学1年生)
作品は、1月9日にホームページにて発表します。
お楽しみに!
グッドカラー2025Blue(ブル―)に寄せる思い
たくさんのご応募ありがとうございます
ビジネスカラー検定協会 会長の徳永です。今回もたくさんの作品を応募していただきまして誠にありがとうございます。毎回皆様の作品に対する思いを読ませていただき、カラーが皆様にとって勇気や希望を与えてくれるものだと再認識してします。
グッドカラー2025のポスター大賞Y.I.さんの「key.」の作品は、IT化が進んで様々な人との関わりが直接的であったりWEB上だけのものであったりする中で、相手とのかかわり方を見つめ直す時に何かヒントをくれる作品だと思います。
世界で一番愛される色 Blue(ブルー)
Blue(ブルー)は世界一番愛される色で、各国で好きな色調査を実施するとブルーがNo.1になると言われています。
ビジネスカラー能力検定で3級の提出課題に好きな色を塗るというものがありますが、やはりブルーは人気の色です。ブルーを見た時にどこか心が落ち着き、冷静さを取り戻すイメージがないでしょうか。これはブルーを見た時に脳に「セロトニン」が分泌され、気持ちが安定するという効果があるためでもあります。
心が少しザワザワするときや気持ちが焦った時など、是非ポスター大賞作品「key.」を見て、今すべきことは何だったか、今進むべき道はどこなのかを考えてみるのも良いですね。
寛容さを取り戻す Blue(ブルー)の「包容力」と「誠実」
近年のSNSでの自由な発信は、人との関係性を広げることができたり、埋もれていた才能を世に広めることに大いに役立つ反面、時に相手を傷つけたり自分の価値を下げたりすることもあります。
Blue(ブルー)は絵画においてマリア様のローブの色に使われることからも、相手を包み込む大きな愛の色でもあります。その愛を生み出す根底には、相手のために誠実に対応しようとする心があります。怒りが沸いたり、人を許せないと感じた時に、ブルーを見て、この広い愛の心を思いだしてみませんか?それは本当に相手のためを思っての行動なのか?誠実な心が存在しているのか?Blue(ブルー)を見て心を落ち着かせた上でそのドアの「key.」を開けてみるのも良いかもしれませんね。
ビジネスカラー検定協会の取組は、enjoy your colorで皆様を元気に!をテーマにしております。