グッドカラー2024 Amber(アンバー)ポスター大賞 決定! 

「グッドカラー2024 Amber(アンバー)のポスター大賞」は14歳の Harusato Inayoshiさんに決定!

今年もグッドカラー2024「Amber(アンバー)」のイメージポスターを、未来ある小中高生を対象にコンテスト形式で募集しました。
多数のご応募の中から2024年の大賞はHarusato Inayoshiさん(14歳)に決定しました。

大賞作品はグッドカラーのポスターとして採用させていただきました。沢山のご応募をありがとうございました。

①作品名

Layer

②受賞者の作品への思い

遠目で見た時に、地球が作られてきた歴史を、地層のように段々になるようにAmber色で表現した。太陽やミツバチ、植物、人間、動物、小さなプランクトンや宇宙の営みまでもがつくってきた神秘的な地球。Amberは地球の営みが作り出した宝物。限りある資源、地球の寿命を少しでも延命できるよう僕たちは努力を続けなければいけない。色々なものに私達は生かされているのだと、再発見して欲しくて、この絵を描いた。

③審査員コメント

●徳永 美佳:一般社団法人ビジネスカラー検定協会会長
『Amber(アンバー)の解釈に奥行きを持たせて捉えていて、作品名のLayerと作品への思いと作品自体が一体化し無理なく心に入り込んできました。納得とはこういうことなのでしょう。1枚の絵の中にたくさんのストーリーがあり、時が永遠につながっていくのを感じます。絵の中で時空を旅するような作品ですね。』

●綿谷 寛 氏(当協会顧問):イラストレーター
『“地球に生かされている“というテーマを地表にたとえ、人や動植物をシンプルなタッチで歴史を積み上げたように表現した絵は、まるで古代壁画のよう。美しい色の調和も共存を想像させてくれます。こんなテキスタイルがあったら素敵でしょうね。』

●髙橋 経一 氏(当協会顧問):元日本銀行情報サービス局長
『2015年9月の国連において「持続可能な開発目標」(SDGs)が採択され、取り組みが続いています。これについて様々な解説がなされていますが、その根底には生きとし生けるものの継承(リレー)があり、それを今年の色に乗せて丁寧に描いた素晴らしい作品だと思います。』

●その他審査員コメント
『限りある資源、地球の寿命を少しでも延命できるよう僕たちは努力を続けなければいけない。色々なものに私達は生かされているのだ。
この言葉がつきささり、そうしてこの絵を見ていると、今まさに私たちが直面しているテーマを描いているように感じます。人類というエゴではなく地球を成す全ての生物、植物と共に地球の未来を考えるアンバー色の作品に感銘を受けました。』

ビジネスカラー検定協会は、未来を担う若い方々の活動を応援いたします!
2024年はグッドカラーAmber(アンバー)で、地に足をつけて更なる飛躍の年にいたしましょう!

Harusato Inayoshiさんのポスターはグッドカラー2024Amber(アンバー)のイメージポスターとして活用させていただきます。Harusato Inayoshiさん、誠におめでとうございます!

特別賞として2名の方が選ばれました!

●T.U. さん
●池田 幸生さん

お二人の作品は、1月9日にホームページにて発表します。
お楽しみに!

グッドカラー2024 Amner(アンバー)に寄せる思い

たくさんのご応募ありがとうございます

ビジネスカラー検定協会 会長の徳永です。今回は本当に多くの作品を応募していただきました。またその作品に寄せる思いも皆様多角度からアプローチしてくださり、審査も難航いたしました。すべての作品にポスター大賞を差し上げたい思いです。

Harusato Inayoshiさんの作品は、まさに応募していただいた皆様の思いとビジネスカラー検定協会の思いとが網羅され、何か統括していただいた作品だと感じております。

嫌いな色No.1の Amner(アンバー)

実はビジネスカラー検定協会の主催しているビジネスカラー能力検定3級の中で、講座の最初に好きな色嫌いな色をワークシートに塗る課題があります。
その中で嫌いな色に一番選ばれる色が Amner(アンバー)です。

Amner(アンバー)は茶色と言った方が皆様の馴染みがあると思います。しかし茶色と言った時に地味さや縁の下の力持ちなど主役ではない印象から、あまり好まれない傾向があると感じています。

そこでこのビジネスカラー能力検定を作るときに、同じ茶色系でもAmner(アンバー)と表現されると印象が変わるのではないかと考えました。長い歴史の中で受け継がれ、形を変えて価値を生み出す琥珀のように、温かく広大な大地が努力によってまいた種が芽を出すそんな色がAmner(アンバー)なのです。そして茶系の色もそんな風に皆様の日常に取り入れていただいたら嬉しいと感じておりました。

成長の色、感謝の色に変わるAmner(アンバー)

今回の皆様の作品コメントはまさしくそのような協会の思いと一致し、もしくはそれ以上に発展させてくれるものばかりでした。それはまさしくつらい時代からの解放、成長、そして見守ってくれている周囲への感謝の気持ちが伝わってきました。

今年は皆様の周囲にAmner(アンバー)を取り入れると、その温かさとサポートと暗い地面から芽を出した時の輝きを感じていただけると思います。

ビジネスカラー検定協会の取組がenjoy your colorで皆様を元気にできると信じております。