グッドカラー2021「White(ホワイト)」ポスター大賞 決定

「グッドカラー2021 White(ホワイト)のポスター大賞」は福岡県の中学3年生 千夏さんに決定!

グッドカラー2021「White(ホワイト)」のイメージポスターを、未来ある小中高生を対象にコンテスト形式で募集しました。
多数のご応募の中から大賞は、福岡県春日市立春日中学校 3年生 千夏さんに決定しました。
大賞作品はグッドカラーのポスターとして採用させていただきました。沢山のご応募をありがとうございます。

①受賞者コメント

『Whiteと聞き1番に思いついたのがマスクでした。そこで、コロナ禍の中でも負けずに立ち向かっていく姿を表現したいなと思いこの作品をつくりました。背景の色を水色にすることで、空の上を連想させ雲のような白いマスクに乗り様々なところへ向かっている様子を表現してみました。

修学旅行や体育会など様々な行事がコロナによって無くなりました。それでも周りのみんなと協力して笑顔で立ち向かって行きました。いつまでこの状況が続くかわからず、たくさん縛りもあるけれど、これからも楽しく過ごせていけたらなと思っています。』

②審査員コメント

●綿谷 寛 氏(当協会顧問):
イラストレーター
『白いマスクを雲や絨毯に見立てて、ポジティブで明るい作品を応募してくれましたね。発想が素晴らしい。
こんな可愛らしい作品を見せされたら、子どもたちの未来のためにも不要不急の外出は控えて感染者数を減らそうという気になります。
素敵な作品をありがとうございます。』

●髙橋 経一 氏(当協会顧問):
公益財団法人 金融情報システムセンター 常務理事,元日本銀行情報サービス局長

『マスクと聞くと、コロナを連想して、どうしても体も心も縮こまってしまいそうになります。ところが、この作品では、子ども達がマスクを乗りこなす強かさをみせつけており、正にコロナに負けない心意気を上手く表現していると感じました。白いマスクはもう古いとも言われていますが、ブルーに映える白は、真っ直ぐ伸びる力を感じさせてくれます。』

●徳永 美佳:
一般社団法人ビジネスカラー検定協会会長

『今やマスクは日常になりました。ホワイトのマスクと聞いて大人の我々は、少し息苦しかったり煩わしく感じてしまっていました。ところが、千夏さんの発想は違いました。白いマスクを雲のように捉え、あちこちにちに飛んでいける手段として描いてくれました。何かこのコロナ禍で抑圧されていた気持ちを、大空に開放してくれたように感じます。
千夏さんのコメントを読んで涙が溢れてきました。大人たちが忘れていた大切な物を思い出させてくれたように感じます。こんなピュアな気持ちの子供たちが明るい笑顔で過ごせる2021年になるように、2021年はWhite(ホワイト)な気分で前だけを向いて進んでいきます。』